釣り具商組合はもちろん、上越、柏崎、糸魚川の各市役所、各警察署、各消防本部、各振興局、上越漁協、青海漁協、マリンクラブ、港湾事務所、上越観光コンベンション協会、姫川港利用協議会、高田河川国道事務所が出席。
釣り人事故防止策について、海保からの現状の報告、及び意見交換会となりました。
気を付けていれば、防げた事故なども多いことから、常に危機感を持って、
釣り場に出かけてもらえるよう、促してほしいとのこと。
特に、釣具屋においては、釣り人と直接と顔を合わせるので、
ライフジャケットの着用を伝えることが使命となります。
船に乗船されるお客様は、国土交通省認証のライフジャケット着用が義務付けられたため、ほぼ100%、守られていると思う。
コアな、磯釣り師や、ルアーマンも、ほぼ、しっかり着用していますね。
荷物が多いので、磯釣り師は、細かくポケットが付いているタイプ、
ルアーマンは、ルアーケースごと入れるため、ポケットの大きいタイプを着て、
ライフジャケットと小物入れを一体化させ、手返しの良い釣りをしつつ、
自らの命を守っていらっしゃいます。
着用率が低いのは、堤防でのサビキ釣りの方たちかなぁ。
穏やかな海で、足場もよければ大丈夫だろうと思ってしまう気持ちは、理解できます。
でも、絶対に大丈夫とは言い切れないのですよ。
ふとした拍子に足を踏み外すことだってあるかもしれません。
海岸で、突然大きな波が来て、離岸流で流されることだってあるかもしれません。
脅かすわけではないですが、自然は何が起こるかわからないってことを、頭の中に入れておくことは必要。
誰だったかな。
レーサーの人。
車の。
テレビで話していたんだけど、街中を運転している時、『かも』を意識しているのだとか。
あの道から、人が出て来るかも、
あの公園から、ボールが転がって、追いかける子供が飛び出すかも、
あの車が駐車場からバックで出て来るかも、
あの車が信号無視するかも、
っていう『かも』。
この『かも』は必要。
海も、絶対大丈夫はない訳で、あまり考えたくはないですが、
いくつかの、最悪の『かも』を考えれば、おのずと何をしたらよいのかが見えてきますよね。
ライフジャケット着用、天気の確認、夜釣りの際は、明るい時間帯に入ろうと思っている地形を確認必須、などなど。
とにかく、いの一番にしていただきたいのは、ライフジャケット。
それだけで、生存割合が全然違うのですよ。
海上保安庁のデータ
↓
https://www6.kaiho.mlit.go.jp/info/marinesafety/00_totalsafety/07_fishing/01_pdf/02_accident.pdf
よろしくお願いいたします。
あっ、そうそう、車のタイヤは、もうスタッドレスにするべし。
県境越えてくる方は、特にそう。
ここは大丈夫でも山は降ることもあるから。
船のお客さまは、朝早かったり、夜遅くに帰宅になるので、念には念を入れて動いて下さいな。
大マダイ、巨ブリを獲るためにする、大事なことでございまする。
ではでは。