ヒラメがややフライング気味に始まり、
他の釣りモノに比べて、目立っていたため、
先にブログでご案内させていただいた。
今日は陸の話。
魚釣りってのは、当然自然が相手なので、例年通りにいかないことが多々ある。
例えばクロダイ。
昨年も、今年と同じく、
3月に『使って釣ってもらっちゃおう』のイベントを開催していた。
マルキューの新製品を使って30cm以上のクロダイを釣れば、
お好きなチヌ針をプレゼント。
そして、釣った方の釣果を、マルキューのホームページに掲載するという企画。
昨年は、3月でも、しっかり釣果があり、
マルキューへいそいそと釣果を投稿していたっけ。
でも、今年はどうしたことか、投稿させていただいた釣果は、
お一人だけだったのだ。
3月は意外と暖かく、悪い状況ではなかった、と思われた。
だが、釣具屋の考えは赤坂さん。
・・・いや浅はかであった。
3月の陽気に、
「今年も桜早そうだね」
などと会話していた。誰もがそう信じて疑わなかった。
でもフタをあけてみたら、4月に入って、気温が下るだけでなく、
思わぬ雪。それも結構な量の。
上越の各家庭から、
『マジか!!』
の声がこだましていた。
多分。
そんなこんなで、水温がもともと低いのに、外気温が下がり、
さらに雪代も入り、冬と同じ低水温のままの状況が続いた。
昨年も、水温が上がりきらない状況ではあったが、
ここまで低くはなかったはず。
現に、観桜会が始まった頃には桜は満開で、
後半は、葉桜状態だったことを考えると、外気温は高かったのだ。
今年は、桜の上に雪が降っていたからね。
あとから追いかけて水温は上昇するので、
当然昨年の方が早い時期から高くなっていたと考えられる。
ゆえに、昨年より海は遅い、っていうのが当然の見方。
きっとこれがクロダイのシブさの原因なのだろう。
でもでもでも、
冬からキスは引き続き釣れ、5月に入って爆釣する尺アジが、
黒井ですでに入食い状態。
遅いどころか、早すぎる状況ではないか。
出来る範囲で解説をしたいところだが、さっぱりわからない。
さじを投げるわけではないが、魚に聞いとくれ、としか言いようがない。
ほんじゃなんでクロだけシブいのよ。
ってことになるでしょう。
2本目のさじを投げようか。
投げたいのは山々だが、読み物として成立しなくなるので、
私なりに掘り下げてみたいと思う。
クロダイがシブいとは言え、そんな状況の中でも、
海岸通りでは、情報が入ってきているでしょう。
関川から入る雪代は、ここが一番大量であり、関川付近の水温は、
浅場に比べて低いはず。
ですよね。
水温が低いと、プランクトンの活性も悪く、
食物連鎖が中途半端になりかねない。
でも、産卵のタイムリミッドは迫っているので、
喰わなくてはならない。
産卵場所付近のエサが少なければ、水が冷たくても、
手っ取り早くエサが落ちてくる河口周りに集まってきた。
って話で決着をつけたいと思う。
別に、理由などあってもなくてもいいのだけれど、
整理整頓して、落とし込まないと、作戦も立てられないし、
進むべき道を迷ってしまいそうだから。
これは私が導き出した考え。
正しいか正しくないかは、神様しかわからんよね。
♪か〜み様にしかチェスは動かせないのぉ〜
ってことさ。
あなたの考えはどんな感じ?
真面目か!
そうそう、
連休に入ると、最高気温20度台が続くので、
集中することなく、満遍なく釣れるようになると予想。
予想屋か!
乗りツッコミ2連発で終了。
おあとがよろしいようで。
・・・よろしいのか・・・。