少し前に野鳥のヒナが店にやってきた。
正面のゴミ箱の裏でピーピー鳴いていたのを見つけたのだが、
まだ、上手く飛べないらしく、逃がしたら道路の真ん中に落ちてしまったため、
とりあえずエサを与え、カゴの中で一晩保護をした。
翌朝、元気が出た様子で、飛び立っていったのだが、
午後になって、またピーピー鳴く声がする。
エサをもらいに帰ってきたのだ。
近づいても逃げることなく、エサをくれと大きい口を開けているではないか。
市役所に、ケガをした野鳥を保護する施設があるので、
引き取ってもらおうと、電話をしたら、
「今、そんなヒナが多いんですよ」とのこと。
ケガをしていない限り、ここでは引き取らないのだと言う。
さらに、
「エサを獲らなくなるから、むやみにエサを与えないように」
とのことだった。
確かに、奥に一人ぼっち(一羽ぼっち)にしておくと、
ピーピー鳴いて、呼んでいる。
親だと思っているのか・・・。
野鳥は飼ってはいけないというので、川原に放してきたが、
大丈夫かなぁ。
とても、自らエサを獲りに行くようになるとは思えないんだけど。。。
ケガをしています、ってウソついて引き取ってもらえばよかったと少し後悔・・・。
犬が入ってきたこともあった。
ラブと、なんかのミックスで、茶色いデカイ犬。
私は、怖くて逃げ回っていたが、人間に危害を加えることなく、
店の中をうろうろしたあと、
事務所にあったおやじっちの菓子パンをくわえ、店から出て行った。
駐車場には、パンが入っていたビニール袋が悲しく風に吹かれていた。
あべっちがエサの手入れをしていた時、何か視線を感じ、
ふと見ると、シベリアンハスキーが、横にいた・・・らしい。
昨日は、自宅の近所をカニが歩いていた。
どこから来たのか、何ガニなのかは分からないが、
住宅地に何故カニが徘徊しているのか・・・。
なつきもせず、エサを求めることも無かったので、
そのままにしておいた。
・・・・・なんだかなぁ・・・。
さて、話は急に変わるが、近年ジギングで、
タイを専門に狙う釣りが流行している。
タイがイワシなどのベイトを捕食している時期と考えると、
初夏から晩秋がベストシーズンとなり、年中狙うのは難しい。
瀬戸内の漁師は、年中カブラ釣り(漁具)で釣果を上げている。
エビなどの甲殻類やゴカイ類、イカの新子等は、
タイにとって年中捕食対象であることから、
このカブラ釣りはフルシーズン有効なのだ。
そのカブラ釣りからヒントを得て、誕生したのがこの『ブレイン』。

カブラ釣りをそっくりそのままではなく、
ブリッジ独自の理念と、怒涛のテスト釣行から誕生したのだという。
ブリッジが、提唱しているのは、水中での航空力学を応用した「製流と乱流が動きの源」。
これがすべてではないのだが、ラバーとネクタイを絶妙に動かすためには、
必須だと言う。
ジグヘッド下の流れは整流となり、ラバーとネクタイを浮かそうとする力になる。
ジグヘッド上の流れはダウンフォースとなり、下からの整流とぶつかり、乱流を引き起こす。
それによって起こる、ラバーとネクタイの動きは、タイの視覚を刺激する。

フックをラバーとネクタイより上設置することにより、
比重の重いフックは、ラバーとネクタイに隠れることとなり、
ヒット率は格段にアップしたのだという。
さらに、個人的に『さすが!』と感じたのは、ヘッドのカラー。
従来ある、カブラの場合、オモリだけだったり、
色が付いていてもマットな単色だったりするのだが、
ブレインは、実に手が込んでいる。
ベースにはホロを使い、その上から、施されたグラデーションの色付けは、
実に美しい。
このあたりは、ルアーメーカーの得意とする分野であり、
ブリッジの技術とセンスを持って生まれた商品だといえる。
ブレインの使用メソッドとしては、青物ジギングのようなジャークを入れないこと。
簡単に言えば、『一定のリズムで巻き上げるだけ』である。
しかしこの『一定のリズム』がキモなのだ。
遅すぎるとラバーとネクタイは踊らない。
速すぎると、タイの捕食スピードが追いつかない。
多少のスキルは必要だという。
メタルジグと違い、いきなり『ガツン』とくるアタリは皆無に等しいと考えて欲しい。
着底から一定のリズムで数メートル上げてくると、
まず、ネクタイを噛みにくるアタリが『コツコツ』と出るが、
ここで合わせても99%空振りになる。
この前アタリを我慢し、やがてラバーへ移行し、フックをくわえて反転したときに出る、
重たいアタリで合わせるのが鉄則。
言うは容易いが、この合わせが難しく、また、醍醐味でもある。
実はこの商品、もう少し早い入荷予定だったのだが、
完璧を目指すメーカーの意向により、改良を繰り返し、かなり遅れてしまった。
待って、待って、やっと入荷してきたものなのだ。
45gと、60gがとりあえず店頭に並んでいるが、
この上のサイズは、7月下旬以降となるので、ご了承いただきたい。
メタルジグ関係は、MGクラフトとホッツのコラボである『スキルガンマ』入荷。


『左右非対称のセンターバランスボディは極限まで薄く、
シェイプしたヘッド部とハンプバックが生み出すアクションは
スローピッチでも確実に水流を捕らえ、横方向へのスライドを開始。
フォール時は非対称ボディによるイレギュラー、
水平フォールで食わせの間を長時間持続し、スレた青物に強烈にアピール!!』
ってことでよろしく!!
よろしくお願いいたします。
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